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【岐阜】菓子で「落合宿の石畳」 全国博前に披露、中津川らしさ演出

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出品する工芸菓子「中山道落合宿の石畳」と、制作の中心となった(左から)小笠原さん、安藤さん、今井さん、原さん=中津川市のにぎわいプラザで

出品する工芸菓子「中山道落合宿の石畳」と、制作の中心となった(左から)小笠原さん、安藤さん、今井さん、原さん=中津川市のにぎわいプラザで

 21日から三重県伊勢市で開かれる「第27回全国菓子博覧会・三重」を前に、中津川市の中津川菓子組合は17日、出品する工芸菓子「中山道落合宿の石畳」をJR中津川駅前のにぎわいプラザで披露した。

 菓子は、秋の石畳の街道に実をつけたクリの木、色づくモミジを表現し、中津川らしさを演出した。砂糖ともち米の粉を混ぜた生地を食紅で色づけし、クリのいがやモミジの葉を作り、あめで石畳の質感を出した。縦・横170センチ、高さ150センチ。

 組合に加盟する「七福」の安藤隆生さん(48)、「仁太郎」の今井啓示さん(45)、「川上屋」の原潤一郎さん(40)、「御菓子処しん」の小笠原信さん(43)を中心に、組合員が4カ月かけて作った。「クリの雰囲気を出すのに苦労した」という。

 博覧会は4年に一度、各地で開催。前々回から組合員が個々に出品していたが、今回は組合として参加する。全国の職人が出品する工芸菓子の中から、優秀作品が表彰されるが、受賞は菓子業界で最高の栄誉という。

 会場は伊勢市の県営サンアリーナなど。全国の菓子約1800点が展示・即売される。5月14日まで。

 中津川菓子組合の作品は、10月に中津川市で開かれる「中山道中津川ふるさとじまん祭・菓子まつり」の会場で展示される。

 (星野恵一)


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