新発売された「みずなみジェラート」＝６月３０日、瑞浪市のきなぁた瑞浪で
瑞浪市土岐町の農産物販売所「きなぁた瑞浪」は、地元の食材を使った新商品「みずなみジェラート」の和紅茶と蜂蜜の２種類を発売した。
市の特産品開発事業の一環で、約１年をかけて開発された。和紅茶は、同市南小田町の成瀬農場瑞芳園の和紅茶「澪（みお）」を使用。茶葉を粉末にして煮出し、ほのかな苦味を抽出して、上品な味に仕上がった。蜂蜜は同市土岐町の養蜂家浅野竹雄さんの蜂蜜が、ジェラートを覆うようにふんだんにかけられており、香りや味を楽しめる。
パッケージのデザインは、同市土岐町のデザイナーイトウヒロカズさんが担当。落ち着いた色合いのデザインで、高級感を演出した。
きなぁた瑞浪では、ジェラートをシリーズ化し、同市日吉町半原産のカボチャなど、新たな味の開発も検討中。担当の伊藤加代子総務マネジャーは「パッケージを含め、純粋な瑞浪産。若い人にも来ていただき、人気が拡散されたらうれしい」と話した。
１個３６０円。（問）きなぁた瑞浪＝０５７２（２６）８６１７
（斎藤航輝）