
会館に運び込まれ、展示に向けて飾り付けられる屋台=高山市桜町の高山祭屋台会館で
高山市桜町の観光施設「高山祭屋台会館」で11日、祭屋台の入れ替えがあった。同館では常時、屋台4台を展示し、4カ月ごとに入れ替えている。
各町内の屋台組関係者が人通りの少ない午前7時から作業を開始。展示されていた屋台を各町内の屋台蔵に戻し、展示する鳩峯(きゅうほう)車、宝珠台、神馬台、布袋台を館内に搬入した。
会館近くでは、朝日に照らされて輝く屋台の写真や動画を撮る観光客の姿もあった。
屋台の入れ替えを見に来た名古屋市西区のパート職員、女性(54)は「祭り当日は人が多くて近くに行けないので、動いているところを間近で見られて感激した」と話した。次の入れ替えは7月上旬の予定。
(戎野文菜)