豪華絢爛(けんらん)な屋台が高山市中心部を巡る秋の高山祭(八幡祭、国重要有形民俗文化財)が9、10日に営まれる。修理を終えた大八台も登場し、5年ぶりに全11台の屋台が勢ぞろいする。
◆11台5年ぶり
桜山八幡宮(高山市桜町)の例祭で、屋台は両日とも午前9時~午後4時、参道に曳(ひ)き揃(そろ)えられる。9日午後1時半からは、神楽台など4台の屋台が町を巡る屋台曳き廻(まわ)しがある。同日午後6時からは、全屋台にそれぞれ約100個のちょうちんを飾りつけて町を一巡する宵祭(よいまつり)があり、曳き別れ歌を歌いながら屋台蔵へと戻る。
境内では布袋台のからくり奉納があり、両日合わせて計4回披露される。
雨天時は各祭り行事が中止となり、各屋台は蔵で待機する。
(問)市観光課=0577(35)3145
(片山さゆみ)