
見頃を迎えた下ケ淵のカエデ=恵那市明智町で
恵那市明智町の下ケ淵(したがふち)で紅葉が見頃を迎えた。明智川沿いに群生するカエデ70本が赤く色づき、深まりゆく秋を鮮やかに彩っている。カエデは1934(昭和9)年、旧国鉄明知線の開業を記念して地元住民らが植樹。下草刈りや清掃などにも励み、景観保全に努めている。2016年には、地域の景観形成に重要な役割を果たす樹木として市の「景観重要樹木」に指定された。
24日までの午後5~9時には、地元住民でつくる「あけちまちづくりフォーラム」によるライトアップがある。
(長谷部正)