
ノンタンシリーズの原画が並ぶ館内=多治見市旭ケ丘のこども陶器博物館で
絵本作家キヨノサチコさん(1947~2008年)が描いた人気キャラクター「ノンタン」の絵本原画展が5月28日、多治見市旭ケ丘のこども陶器博物館で再開された。4月1日に始まったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で同月10日から休館していた。6月14日まで。
文字を覚えたばかりの3歳前後の子どもでも読みやすい「赤ちゃん版ノンタン」9冊の原画から55点を展示。ネコのキャラクターのノンタンが歯みがきやトイレに初めて挑戦するストーリーで、小さい子どもが楽しみながら練習できる。ノンタンの喜怒哀楽の表情や無邪気に遊ぶ姿が柔らかなタッチで描かれている。
同館の柴田沙織さん(42)は「かわいいだけではなく、失敗したりいたずらしたりする子どもの特徴がリアルなのがノンタンの魅力。親子で楽しんでほしい」と見どころを語る。中学生以上500円、小学生100円、未就学児は無料。月、火休館。(問)博物館=0572(27)8038