
実際に使われた鵜舟や漁服が並ぶ会場=関ケ原町の岐阜関ケ原古戦場記念館で
関ケ原町の岐阜関ケ原古戦場記念館1階ロビーで、関市の小瀬鵜飼や刀鍛冶らの道具を紹介する展示「関の戦国時代~信長との関わり~」が開かれている。20日まで。
鵜飼いや鍛冶と織田信長との関係性を説明したパネルや小瀬鵜飼で実際に使われた鵜舟、鵜匠が着た漁服、刀鍛冶が火床に空気を送るために使う鞴(ふいご)などが並ぶ。関鍛冶伝承館(関市)に所蔵されている刀を紹介する6枚のパネルでは、名刀の歴史などを解説している。
パネル前にはフォトスポットがあり、別館で販売されている木製の刀を手に取って写真撮影ができる。
記念館は今年から県内の市町村と連携した展示を行っていて、今回は関市と連携した。館企画連携係の井戸梨愛さん(31)は「関ケ原合戦(1600年)前後に活躍した刀工が手掛けた刀などを紹介する企画展と一緒に見ると、より深く理解ができる」と話している。月曜休館。午前9時半~午後5時。
(成田はな)