
雨の中、本番に向けて船頭の練習をする学生=大垣市の水門川で
16日から大垣市の水門川で「水の都おおがきたらい舟」の運航が始まるのを前に、船頭のアルバイトとして参加する岐阜経済大マイスター倶楽部(くらぶ)と大垣女子短大の学生が13日、たらい舟をこぐ練習に取り組んだ。
たらい舟に開始時から携わっている西濃水産漁協の宮川靖司さん(73)らが指導。学生たちは回転せずに前へ進むこつや、バランスの取り方などを学んだ。
10人の学生の中には、2人の女子学生の姿も。初めて参加する大垣女子短大3年の原知世さん(20)は「こぐのはイメージよりも難しい。お客さんとのコミュニケーションが大事というアドバイスをもらった」と話した。参加3年目の同短大3年、竹中夢乃さん(20)は「毎回違うお客さんとふれあえるのが楽しい」と魅力を語り、「こぐのはだいぶ慣れた。お客さんに大垣市について詳しく説明できるように、もっと勉強したい」と意気込んだ。
水の都おおがきたらい舟は16日~5月5日、市営東外側駐車場前から奥の細道むすびの地記念館までの約1.1キロを約30分かけて進む。乗船料2000円、事前予約が必要。(問)大垣観光協会=0584(77)1535
(滝田健司)