
飛騨みんなの博覧会の成功に向けて意気込む関係者ら=飛騨市古川町で
さまざまな体験を通して飛騨の魅力を味わう「飛騨みんなの博覧会2021」が10月2日から飛騨市内で開かれる。コロナ禍でも、事前予約制と少人数制を組み合わせて実施した昨年の実績を踏まえて今年も決行し、11月末まで新規を含めて41のプログラムを展開する。 (吉本章紀)
飛騨みんなの博覧会は2016年に始まり、今年で6年目。街歩きや、木工、編み物の体験などが市内各地で開かれる。昨年は、夏秋冬合わせて全66プログラムを実施し、540人の参加があったという。
今回は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された古川祭をテーマにしたガイド付きの街歩きをはじめ、神岡町のレールマウンテンバイク「ガッタンゴー」や「ひだ宇宙科学館カミオカラボ」などを回る催しや、オリジナルギャザースカート作りなどが、プログラムとして新たに加わった。
25日から予約受け付けを開始。前日の24日には、運営側の関係者らを集めたミーティングが同市古川町の市まちづくり拠点nodeで開かれ、予約受付などに関する注意事項を確認した。博覧会事務局の大橋明日香さんは「みなさんが楽しむことが1番の博覧会。みんなで小さくても動いて飛騨を盛り上げましょう」と呼び掛けた。
予約は各プログラムによって窓口などが異なり、詳細は公式ホームページまで。(問)飛騨みんなの博覧会事務局=0577(73)7463