
一般公募した虎の絵をあしらった絵馬=垂井町の南宮大社で
垂井町の南宮大社は、一般公募したイラストを初めて絵馬のデザインに採用し、正月用の飾り矢や熊手と合わせて販売している。計5000個を用意し、なくなり次第終了する。
イラストは昨年5、6月に会員制交流サイト(SNS)などで募集。県内外から約60点が寄せられ、町観光協会員や神職らが審査した。親子の虎が戯れる愛らしい作品と、初日の出を背にした力強い虎を描いた2種類が選ばれた。
権禰宜の荒井寛巨さん(37)は「新年の縁起物なので、めでたい雰囲気があるものを選んだ」と話す。
飾り矢の「金矢」は1000円、「鏑矢」は2000円。熊手はサイズが小(1000円)と中(3000円)の2つある。いずれも絵馬付きの価格となっている。(柳田瑞季)