
夏の観光シーズンが始まった阿弥陀ケ滝=郡上市白鳥町で
日本の滝百選にも選ばれている郡上市白鳥町の阿弥陀ケ滝の登り口で、滝開き法要が営まれ、関係者ら20人がシーズン中の安全などを祈願した。
落差60メートルで奈良時代に最澄大師により開かれたとされ、白山信仰の霊場や修行の場となった。江戸時代には葛飾北斎が「諸国滝廻り8図」で「木曽路の奥 阿弥陀ヶ滝」と題して描いている。
地元の北濃小学校の前谷子供会や北濃保育園児11人と父母らが滝周辺の清掃奉仕活動をし、威勢のいいお菓子まきもあった。多くの観光客が訪れ、滝までの渓流や新緑に包まれた散歩道を楽しんでいた。
(堀亮)