
作品を紹介する秋山さん
美濃市蕨生の美濃和紙の里会館で、色画用紙などで作った立体動物約60点が並ぶ作品展「紙のどうぶつたち」が開かれている。17日まで。
出品したのは兵庫県西宮市の紙造形作家、秋山美歩さん(41)。会場には大小40種の動物が集結。羽の模様の色がそれぞれ違うカブトムシやカラフルなマンドリルなど愛らしく個性豊かな作品が並ぶ。
天井からつり下げた約2.5メートルのジンベエザメとそれを取り巻くクマノミやマンボウなどの魚たちは迫力満点。紙に切り込みを入れたり、丸みを付けたり、貼り付けたりすることで作った作品は、動物の特徴を捉えながら独自の世界観を放っている。
秋山さんは「カラフルでかわいいという印象と紙でできてるという2重の驚きを感じてもらいたい」と話す。
午前9時~午後5時。11日は休館。大人500円、小中学生250円。 (金田侑香璃)

カラフルなマンドリル=いずれも美濃市蕨生の美濃和紙の里会館で