
氷の器で餌を食べるカピバラのリオ=各務原市川島笠田町の世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふで
各務原市川島笠田町の世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふで、カピバラが氷の器で餌を食べるイベントがあった。
猛暑が続く中、来園者に涼を感じてもらおうと初めて企画。縦約30センチ、横約60センチの氷でできた“お皿”に、牧草やリンゴ、ササが盛り付けられると、7歳のオスのリオが元気よく口を動かして食べていた。
愛知県江南市から母親と訪れた子ども(古知野東小2年)は「毛がふさふさしているところがかわいかった」と話した。
飼育スタッフによると、リオは2、3日前に初めて氷を見た時は警戒して近寄ろうとしなかったが、餌と氷の距離を近づけて徐々に慣らしていったという。
11~15日の午後2時には、コツメカワウソにボール状の氷をあげる企画がある。同じ期間の午後2時半には、アルダブラゾウガメがスイカを食べる様子も見られる。
(中根真依)