
ラブミーチャンの優勝レイなどが並ぶ会場=笠松町下本町の町歴史未来館で
笠松競馬(笠松町)ゆかりの名馬の偉業を振り返る企画展が、同町下本町の町歴史未来館で開かれている。2010年前後に活躍したラブミーチャンを中心に、写真や映像、実際に使っていた道具を紹介している。12月17日まで。
ラブミーチャンは09年に笠松競馬でデビューすると、4戦無敗のまま最高格付け「GⅠ」レースの「全日本2歳優駿(ゆうしゅん)」で優勝。最も活躍した馬に贈られる、地方競馬の年度代表馬にも2度選ばれた。
会場では、ラブミーチャンが実際に着けていたゼッケンや、トレードマークの黄色と赤のめんこ、これまで獲得した優勝レイなどがずらりと並ぶ。当時のレース映像も上映しており、13年の引退レースで優勝した様子などが見られる。
この他、同じく笠松ゆかりのオグリキャップやライデンリーダーなどの写真や、人気ゲーム「ウマ娘プリティーダービー」の関連グッズも紹介している。
奥村智彦館長は「たくさんの貴重な品が間近で見られる。名馬を輩出してきた笠松の土壌に注目してほしい」と呼びかける。午前9時~午後5時。月曜休館。
(尾林太郎)