
色とりどりのバラが咲き誇る「春のバラまつり」=可児市の花フェスタ記念公園で
可児市の花フェスタ記念公園で、バラが開花の最盛期を迎えた。6月18日まで「春のバラまつり」を開催中で、県内外から訪れた多くの来園者が、色も形もさまざまな大輪をめでている。
世界最大級の7000種3万株を植栽。今年は春先に気温が上がらず、例年より開花が遅れたが、先週末からの暑さで一気に咲き進んだ。
来園者は高台や展望デッキから点描画のような景色を眺めたり、日傘を手に園路を歩き、花に顔を近付け芳香を楽しんだりしていた。京都府京田辺市から初めて訪れた夫妻は「これほど多くの品種が咲きそろい、すごいとしか言いようがない」と見入っていた。
園によると、見頃は来月上旬までだが、中旬以降も遅咲きの品種を楽しめる。バラまつり期間中は無休で、入園料1000円、高校生以下無料。(問)公園=0574(63)7373
(神谷慶)