
デンキウナギの発電でツリー(奥)を点灯させる展示コーナー=各務原市川島笠田町で
デンキウナギの発電で光るクリスマスツリーの飾り付けが、各務原市川島笠田町の県世界淡水魚園水族館「アクア・トトぎふ」にお目見えした。クリスマスの12月25日まで展示している。
体長約80センチのデンキウナギが水槽の中で発する電気で、ツリーのイルミネーションが発光する仕組み。デンキウナギは南米のアマゾン川に生息し、敵から身を守ったり、餌となる獲物を捕らえる際に、最大800ボルトの強い電気を放つ。
訪れた人は、大きなウナギが水槽内を動き回るたびに青く輝くイルミネーションを眺めながら、一足早いクリスマス気分を味わっていた。毎週土日と祝日の午後1時からは、餌づけの様子も見学できる。餌に食い付く際に放電が増え、より鮮やかな光の輝きが楽しめるという。
同館で広報を担当する夏目あかねさん(30)は「鮮やかなイルミネーションと一緒に、水槽のデンキウナギの展示を楽しんでください」と来場を呼び掛けている。
(宮崎正嗣)