
「二枚目蒟蒻」をPRする担当者=恵那市の大正村浪漫亭で
地域で盛んな地歌舞伎と特産のコンニャクをPRしようと、恵那市明智町の大正村浪漫亭が新製品「二枚目蒟蒻(こんにゃく)」を発売した。
縦20センチ、横12センチの袋に、地元産のコンニャク2枚を入れた。パッケージは現代風の彫りの深い男性の顔と、歌舞伎の隈取(くまど)りの2種類。それぞれシールを袋に貼った。
市内では8団体の保存会が地歌舞伎を継承している。歌舞伎の芝居小屋で主役、色男、道化役の順に看板を掲げたことが美男子を指す「二枚目」の語源となっており、浪漫亭がコンニャクを売り出すのに活用した。
350グラム入りで各300円。担当者は「お面のように顔に当てて楽しんで」と購入を呼び掛ける。(問)大正村浪漫亭=0573(55)0057
(吉岡雅幸)