
家具や鉄製の小物などが並ぶ会場=土岐市妻木町のギャラリースペース岳で
県内外の4人が木製家具や鉄製作品などを出品した「鉄光木樹(てっこうもくじゅ)展」が、土岐市妻木町のギャラリースペース岳で開かれている。12日まで。
家具工房を営む肥田聡さん(59)、画家の山口弘彦さん=ともに川辺町=と鉄で創作をする加藤信義さん=愛知県江南市=が出展。ギャラリーのオーナー奥田幸子さん(72)も油彩画を展示した。
肥田さんはロッキングチェアやテーブル、座椅子など家具のほか、一輪挿しなどの生活雑貨も並べた。1本の木から切り出した無垢(むく)材を使った。
山口さんは、夕焼け空の下を列車や自動車が行き交う光跡を、色鉛筆だけで描いた。加藤さんは、動物を模した鉄の小物をそろえた。
奥田さんは「作品を見たり使ったりして、家でも楽しく過ごしてもらいたい」と話した。9日は休み。(問)ギャラリースペース岳=0572(57)3360
(真子弘之助)