
ライトアップされた満開のバラの庭を巡る来場者たち=可児市の花フェスタ記念公園で
午後9時までの特別営業イベント「花あかりナイトローズガーデン」が28、29の両日、可児市の花フェスタ記念公園であり、家族連れや恋人たちが幻想的な夜のバラ園を巡った。
6月19日までの「春のバラまつり」に合わせて開催し、2年目。「バラのテーマガーデン」などがライトアップされ、「世界のバラ園」ではランタンを手に散策できる。茶室「織部庵」には、本美濃紙と美濃和紙でできたちょうちんなど「あかりアート」が並ぶ。
小雨が降った29日夜、御嵩町から訪れた龍堂敏さん(69)と清枝さん(68)の夫婦は、「昼間とは花の色の見え方が異なり、雨の滴が光って宝石のよう。涼しいのでゆっくり観賞できます」と、花盛りの庭を眺めた。
夜間の特別営業は6月4、5日にも行われ、午後6時以降は入園料1000円が半額になる。
(神谷慶)