
当日へ向けて意気込む下川さん(左から2人目)ら=岐阜市役所で
織田信長の魂を450年ぶりに岐阜城へ-。岐阜市の岐阜神輿(みこし)連が24日、信長をまつる建勲神社のお札をみこしに乗せ、金華山山頂へ登る試みをする。神輿連代表の下川都幸さん(57)は「前代未聞のイベント。皆さんと思いを1つにして楽しみたい」と話し、一般市民の当日参加を呼び掛けている。
信長の岐阜城入城から450年の今年を盛り上げる「市450プロジェクト」の協賛事業。当日午前9時に岐阜市若宮町の橿森神社内の建勲神社で安全祈願をし、お札を受け取る。10時に岐阜公園の織田信長像前を出発し、「七曲り登山道」を通って午後2時半ごろまでに岐阜城へ到達する予定。
みこしは1メートル四方で、高さ140センチ、重さ約100キロ。約100人の参加者を想定しており、掛け声をかけながら、20数人ずつ交代しながらかつぐ。登山道には狭い部分や木々が生い茂る場所もあるといい、神輿連のメンバーが実寸大の段ボールを使うなどして、模擬登山を重ねている。
参加する場合は、午前10時に岐阜公園信長像前に集合。天候が悪ければ順延する。
(問)居酒屋祥庵=058(266)1522
(北村希)