
腕組みしながら、一斉に乾杯する参加者たち=養老町の養老公園で
参加者が互いに腕を組んで列になり、一斉に乾杯する「腕組み乾杯」のギネス記録に挑む催しが14日、養老町の養老公園で開かれた。これまでの記録を51人上回る1080人を達成し、世界記録に認定された。
養老改元1300年祭事業の一つ「改元の宴」のオープニングイベントで、同祭実行委の主催。町内外から1083人が参加した。
認定は、腕組みが途切れないことなどが条件。おそろいの木升を使い、1300年祭を記念した地元の酒「瀧津瀬(たきつせ)」か、復刻された「養老サイダー」で乾杯した。今年8月に兵庫県宍粟市のイベントで出た記録を更新した。
家族で参加した養老小学校6年の男子児童は「失敗してはいけないので緊張した。世界記録はうれしい」と喜んだ。
改元の宴は11月19日までの午前10時~午後4時、公園内のフードコート「楽市楽座・養老」で。毎週月曜は休み。「滝の水が酒に変わった」という孝子伝説にちなんだ。期間中の土、日曜と祝日は、居酒屋チェーン「養老乃瀧」が出店。各日先着100人は木升を500円で購入すると、各店舗で瀧津瀬など日本酒の飲み比べができる。
(生田貴士)