
29日に限定販売される「和宮道中御菓子」=中津川市栄町のにぎわい特産館で
中津川観光協会は、徳川家に嫁いだ皇女和宮が中山道での道中に味わったと伝わる菓子を再現した「和宮道中御菓子」を29日に販売する。200箱限定だ。
白あんが入ったういろうの皮で菊の花をかたどった「馬籠宿千代菊」など、市内3宿場の名を冠した菓子6種のセット。和菓子を扱う中津川市内の6店が1品ずつ担当した。
JR中津川駅前の中津川市観光センター「にぎわい特産館」と市内の東美濃ふれあいセンターで開催する「ふるさとじまん祭」の会場で、100箱ずつ販売する。特産館では、このうち50箱の予約も受け付ける。1箱1150円(税込み)。
2001年に大阪市内で見つかった幕末当時の資料を基に再現しており、和宮が誕生した5月10日と中津川宿に泊まった10月29日に限り03年から販売を続けている。予約と問い合わせは特産館=0573(62)2277=へ。
(福本雅則)