
新メニュー「納豆喰豚ギョーザ」と「納豆喰豚水ギョーザ」を前に笑顔を見せる左から堀田社長、粥川さん、戸谷社長=下呂市森の「へいあん楽」で
下呂市森の中華料理店「へいあん楽」は、3日のリニューアルオープンに合わせて、地元のブランド豚肉「納豆喰豚(なっとくとん)」を前面に打ち出し、新メニューの目玉として納豆喰豚ギョーザを3日から販売する。
納豆喰豚は同市萩原町にある堀田農産(堀田秀行社長)が飼育し、精肉業の天狗(てんぐ)(戸谷吉之社長)が、特産品として主に地元で販売している。納豆の粉末や米を食べさせ、主食の飼料にビタミンEを配合し、軟らかく味が濃いのが特徴という。
人気のロースやバラ肉などは時期によって不足気味になるが、精肉の6割を占める腕肉、もも肉は十分な量があるため、ひき肉にしてギョーザに使うことにした。
10月30日には同店で焼きギョーザ(500円)と水ギョーザ(550円)などの試食会があった。オーナーシェフの粥川泰宏さん(57)は「納豆喰豚のうま味、歯応えを楽しんでいただくため、極めて粗くひいた肉を使っている」と話した。天狗の戸谷社長は「中華ならギョーザ、洋食ならハンバーグに使っていただけたら」と期待を込めた。
営業時間は午前11時半~午後2時と午後5~11時(金、土曜日は翌午前2時)。木曜定休。(問)へいあん楽=0576(25)5226